労働者災害補償保険法(労災保険)

業務上の事由または通勤による労働者の負傷・疾病・障害・死亡に対して保険給付を行う制度。保険料は全額事業主が負担し、パートやアルバイトも対象となる。

労働者災害補償保険法(労災保険法)は、業務上の事由または通勤による労働者の負傷、疾病、障害、死亡などに対して必要な保険給付を行い、被災労働者とその遺族を保護することを目的とした制度です。政府が保険者で、労働者を1人でも使用する事業は原則として適用され、正社員に限らずパートタイム・アルバイトなどすべての労働者が対象です。保険料は全額事業主が負担し、労働者の負担はありません。

給付の対象は、仕事が原因の「業務災害」と、通勤途中の「通勤災害」です。主な給付は、療養(補償)給付、休業(補償)給付(休業4日目から給付基礎日額の60%。特別支給金20%が加算される)、傷病(補償)年金、障害(補償)給付、遺族(補償)給付、葬祭料(葬祭給付)、介護(補償)給付です。

業務災害と認められるには、業務遂行性と業務起因性が必要です。過労死(脳・心臓疾患)や精神障害は、労働時間、ストレスの強度などを基準に認定され、労働衛生の現場では、長時間労働者への面接指導やストレスチェックなどの予防策とも密接に関わっています。

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