自己効力感(セルフエフィカシー)

ある行動を自分はうまくやれるという自信の程度。バンデューラが提唱し、行動変容を支える重要な要因とされる。

自己効力感は、心理学者バンデューラが1977年に提唱した概念で、ある結果を得るために必要な行動を、自分は実行できるという確信の程度を指します。自己効力感が高いほど、行動を始め、困難があっても続けやすいとされます。

自己効力感を高める情報源は4つあります。①遂行行動の達成(成功体験。最も強い)、②代理的経験(他の人が成功するのを見ること)、③言語的説得(「あなたならできる」といった励まし)、④生理的・情動的喚起(体調や気持ちが整うこと)。

保健指導では、小さな目標を立てて達成してもらい、できたことを具体的に認めることが、自己効力感を高める基本です。国試では、保健師の声かけがどの情報源にあたるかを判断する問題や、失敗を掘り下げず、できている行動を支持する対応が適切とされる問題が出ます。意識の高揚や自己の再評価は、行動変容ステージモデルの変化のプロセスで、自己効力感の情報源とは別の用語です。

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