第111回 保健師国家試験 午前問26(健康支援と社会保障制度)過去問と解説

特定保健指導の初回面接に対する評価をするために、初回面接を実施した後に自記式質問紙調査を行った。自己効力感の向上に該当する回答はどれか。

  1. 「継続して取り組むのは大変だ」
  2. 「健診時に指導も受けられて良い機会だった」
  3. 「現在の生活を続けると病気にかかると思った」
  4. 「自分が立てた目標は6か月で達成できると思う」
  5. 「実行すると病気になる可能性が低くなるかもしれない」

解説

自己効力感とは、ある行動を「自分は実行できる」という自信の程度を指す。「自分が立てた目標は6か月で達成できると思う」は目標達成に対する自信の表明であり、自己効力感の向上を示す回答である。「継続して取り組むのは大変だ」は否定的な認識、「良い機会だった」は面接への満足度、「病気にかかると思った」は疾病の脅威(罹患性・重大性)の認識、「病気になる可能性が低くなるかもしれない」は行動の有益性の認識であり、いずれも自己効力感そのものを示す回答ではない。

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