地区組織活動(住民組織の育成)

住民が主体的に健康づくりや支え合いに取り組む組織を、保健師が後方から支えて育てる活動。

地区組織活動は、住民が自ら健康課題に気づき、解決のために取り組む組織(自治会・老人クラブ・母子保健推進員の会・自主グループ・セルフヘルプグループなど)の活動を、保健師が支え、育てる活動です。

住民組織は、成り立ちによって、地縁組織(自治会・町内会・老人クラブなど、同じ地域に住むことが基盤)、目的型・テーマ型の組織(NPO・ボランティア団体など)、当事者組織(患者会・セルフヘルプグループなど、同じ課題を持つ人の集まり)に整理できます。

保健師の支援の原則は、住民の主体性の尊重です。初期の段階では、メンバーが自分たちで目的や目標を話し合えるよう促し、リーダーの指名や計画の作成は、保健師が決めず、住民に任せます。会場・情報・人材・資金など、後方からの支援を行い、組織が自立するにつれて、保健師は徐々に前面から退きます。国試では、「保健師が決める・作る」型の選択肢が誤りになりやすく、「話し合いを促す」型が正答になる問題が頻出です。

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