新興感染症・再興感染症

新興感染症は新たに認識された感染症、再興感染症は一度減少したが再び増加している感染症。

新興感染症は、近年、新たに認識された感染症や、人の間で、これまでなかった形で、問題となった感染症のことです。例として、後天性免疫不全症候群(AIDS)、重症急性呼吸器症候群(SARS)、エボラ出血熱、ウエストナイル熱、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、腸管出血性大腸菌感染症などがあります。

再興感染症は、すでに知られていて、いったん患者数が減少し、制圧されたと考えられていたが、再び増加している感染症です。結核、マラリア、デング熱、コレラ、ジフテリアなどが、代表例です。結核は、日本では、高齢者の発病や、外国出生者の患者の割合が高まっており、再興感染症の1つとして、対策が続けられています。

国試では、感染症が、新興か再興かを分ける問題が出ます。「近年問題になっている」ことではなく、「以前から知られていて、再び増えた」かどうかが、判断の基準です。グローバル化に伴う感染症の国際的な拡大に備えるため、WHOは、国際保健規則(IHR)に基づく枠組みを整えています。

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