積極的疫学調査

感染症の発生時に、保健所などが、感染源・感染経路・接触者を特定し、まん延を防ぐために行う調査。感染症法に基づく。

積極的疫学調査は、感染症の患者の発生や、集団発生が疑われるときに、保健所などが、感染症法に基づいて行う調査です。患者や周囲の人から、発症の状況、行動歴、接触者などを聞き取り、感染源・感染経路を明らかにして、感染の拡大を防ぎます。

内容は、患者への面接(発症日・症状・受診の経過・行動歴)、接触者の特定と、健康状態の確認、環境の調査(食品・水・施設)、検体の採取と検査(地方衛生研究所などでの病原体検査)などです。調査の結果に基づいて、接触者への健康診断、消毒、就業制限、入院勧告、関係者への情報提供・指導などの対応を決めます。

発生動向調査(平常時に、患者・病原体の情報を継続的に集める仕組み)が、事前の対応であるのに対して、積極的疫学調査は、発生時の対応にあたります。国試では、健康危機管理の中で、発生時の対応として、積極的疫学調査が最優先で実施されること、結核の接触者健診や、食中毒の調査と、関連づけて問われます。

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