感染症発生動向調査(サーベイランス)

感染症の発生状況を継続的に収集・分析し、その結果を迅速に還元する仕組み。全数把握と定点把握がある。

感染症発生動向調査(感染症サーベイランス)は、感染症法に基づき、感染症の発生状況を継続的に収集・分析し、その結果を医療機関や国民に提供・公開することで、感染症の発生・まん延を防止するための仕組みです。

全数把握は、一類から四類感染症、一部の五類感染症など、発生が少なくても対応が重要な疾病について、診断した医師がすべての患者の届出を行う方式です。定点把握は、五類感染症のうち、季節性インフルエンザや感染性胃腸炎など患者数が多い疾病について、指定された医療機関(定点)のみが報告し、全体の発生動向を推計する方式です。

医師の届出は保健所を経由して、都道府県の地方感染症情報センター、国の中央感染症情報センター(国立健康危機管理研究機構など)に集約されます。保健所は、届出をもとに積極的疫学調査を行います。

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