第111回 保健師国家試験 午前問46(学校保健)過去問と解説

Aさんは教職員や友人から遅刻の多さを指摘されることを気にしていたため、養護教諭はAさんへの対応について教職員との話し合いの場を設けた。 最初の説明として適切なのはどれか。

  1. 遅刻の際の連絡体制の整備が必要であること
  2. クラスメイトに疾患について説明する必要があること
  3. 遅刻・欠席は怠惰ではなく身体的疾患が原因であること
  4. Aさんの症状が悪化した際は保健室の利用を認めること

解説

教職員への説明の最初の段階では「Aさんに対する見方の転換」を促すことが重要です。これまで「怠ける子」という認識を「医学的診断のある疾患がある子」へと改める必要があります。この理解なしに、単に「連絡体制を整備する」では、教職員の否定的認識が残り、Aさんへの対応が不十分になります。この基本的な理解があってこそ、その後の配慮(クラスメイト説明、保健室利用など)が効果を発揮します。まず「理解」が、具体的な対応に先行すべきです。

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