精神医療審査会
精神科病院に入院している患者の人権を守るため、入院の必要性や処遇の適否を審査する、都道府県・指定都市に置かれる機関。
精神医療審査会は、精神科病院に入院している患者の人権に配慮し、入院の必要性や、処遇の適否を、中立的な立場から審査する機関で、精神保健福祉法に基づいて、都道府県と指定都市に置かれます。
主な審査の内容は、医療保護入院の届出・措置入院者の定期病状報告の審査、入院中の患者・家族からの退院請求・処遇改善請求の審査です。委員は、精神科医(精神保健指定医)、法律に関する学識経験者、その他の有識者で構成されます。事務は、精神保健福祉センターが担います。
医療保護入院は、本人の同意なく、家族等の同意と、精神保健指定医1名の診察により行われる入院です。人権への配慮のため、入院後は、精神科病院の管理者が、都道府県知事に届け出て、審査を受けます。国試では、精神医療審査会の役割と、事務の担当(精神保健福祉センター)、入院形態(任意入院・医療保護入院・措置入院・緊急措置入院)ごとの要件が、問われます。