DPAT(災害派遣精神医療チーム)
災害時に、被災地の精神科医療の提供と、精神保健活動の支援を行う、専門的な研修を受けた精神科医療チーム。
DPAT(災害派遣精神医療チーム)は、災害時に、被災地の精神科医療を支え、被災者や支援者の精神保健に関する活動を支援する、専門的な研修と、訓練を受けた精神医療チームです。東日本大震災での「こころのケアチーム」の活動を踏まえて、平成25年に活動要領が定められました。
チームは、精神科医・看護師・業務調整員などで構成され、被災した精神科病院の患者の搬送や支援、避難所などでの、精神科的な相談への対応、被災者の不眠・不安などへの対応、支援者(保健師・自治体職員)のメンタルヘルス支援などを行います。被災後の、早期から、急性ストレス反応や、既存の精神疾患の悪化への対応が、重要になります。
国試では、発災後の時期に、不眠などの訴えが増えている状況で、DPATの巡回を提案する対応が適切かどうかが、問われます。保健師は、被災者の精神的な変化の把握と、DPATなどの専門チームへの橋渡しを担います。支援者自身のこころのケア(惨事ストレス対策)も、重要な課題です。