代表値と散布度(平均・中央値・標準偏差・分散)

データの中心を示す代表値(平均・中央値・最頻値)と、ばらつきを示す散布度(分散・標準偏差・四分位範囲など)。

データの特徴を表す指標は、中心を示す代表値と、ばらつきを示す散布度に分かれます。

代表値には、平均値(合計をデータ数で割る)、中央値(大きさの順に並べたときの真ん中の値)、最頻値(最も多く現れる値)があります。外れ値があるデータでは、平均値は影響を受けやすく、中央値は影響を受けにくい性質があります。

散布度には、分散(平均からの偏差の2乗の平均)、標準偏差(分散の平方根)、範囲、四分位範囲(第3四分位数−第1四分位数)があります。標準偏差が大きいほど、ばらつきが大きい意味になります。正規分布では、平均±1標準偏差に約68%、±2標準偏差に約95%のデータが含まれます。変動係数は、標準偏差を平均で割った値で、単位や平均が異なるデータのばらつきを、比べるときに使います。標準誤差は、標本平均のばらつき(推定の精度)を表し、標準偏差÷√標本数で求めます。

国試では、「代表値でないもの(分散・標準偏差・標準誤差)」を選ぶ問題、標準偏差と標準誤差の区別、四分位数の計算(データ数が偶数のとき、中央の2つの値の平均を使う)が出ます。

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