保健師国試の数字まとめ|頻出の期限・人数・割合・保存期間を分野別の表で確認

保健師国家試験で数字を入れ替えて問われやすい項目を、母子保健・学校保健・産業保健・介護・精神保健・感染症・保健統計の分野別に表でまとめました。6月30日と21日以内、50人と10人、週1回と月1回、財源の割合、手帳の有効期間など、直前期に見直したい数字の一覧です。

このページでわかること


数字は、直前期に見直す「ひっかけ」の宝庫

保健師国家試験の選択肢では、「6月30日」を「5月31日」に、「21日以内」を「15日以内」に、「2割」を「3割」に、入れ替えた誤りが、よく出ます。ここでは、これまでに整理してきた、頻出の数字を、分野別にまとめます。最新の制度は、改正されることがあるため、直前期に、公的な資料で確認してください。


母子保健

項目 数字
低出生体重児 出生体重2,500g未満(極低1,500g未満・超低1,000g未満)
新生児 生後28日(4週)未満
乳児家庭全戸訪問事業 生後4か月までの乳児のいる全家庭
妊婦健診の標準回数 14回程度
乳児死亡率 生後1年未満(出生千対)
周産期死亡率 妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡(出産千対)
妊産婦死亡 妊娠中〜終了後42日未満(出産10万対)
法定の乳幼児健診 1歳6か月児・3歳児
産前産後休業 産前6週(多胎14週)・産後8週
育児時間 1日2回、各30分
人口置換水準 合計特殊出生率約2.07

学校保健

項目 数字
定期健康診断の実施期限 毎学年6月30日まで
結果の通知 21日以内
保健の授業(小学校) 3年生から
養護教諭が保健の授業を担当できる勤務年数 3年以上
インフルエンザの出席停止 発症後5日かつ解熱後2日(幼児は3日)
麻しんの出席停止 解熱後3日
新型コロナウイルス感染症の出席停止 発症後5日かつ症状軽快後1日

出席停止は校長、臨時休業は学校の設置者が決めます。


産業保健

項目 数字
衛生管理者・産業医・衛生委員会 常時50人以上
安全衛生推進者 常時10人以上50人未満
衛生管理者の巡視 少なくとも毎週1回
産業医の巡視 少なくとも毎月1回
定期健康診断 1年以内ごとに1回
特定業務従事者・特殊健診 6か月以内ごとに1回
健診結果の保存 5年
石綿の作業記録 40年
電離放射線の特殊健診の記録 30年
面接指導の対象 時間外・休日労働月80時間超+疲労の蓄積
時間外労働の上限(原則) 月45時間・年360時間
年次有給休暇の取得義務 年5日
ストレスチェック 常時50人以上(年1回)

高齢者保健・介護

項目 数字
介護保険の被保険者 40歳以上(第1号65歳以上・第2号40〜64歳)
特定疾病 16疾病
財源 公費50%(国25%・都道府県12.5%・市町村12.5%)・保険料50%
基本チェックリスト 25項目
住宅改修の支給限度基準額 20万円
高齢化社会・高齢社会・超高齢社会 高齢化率7%・14%・21%
倍加年数(日本) 24年(1970年→1994年)
民生委員の任期 3年

精神保健・障害・難病

項目 数字
精神障害者保健福祉手帳 1〜3級・有効期間2年
自立支援医療の自己負担 原則1割
難病の医療費助成の自己負担 原則2割
医療保護入院 家族等の同意+精神保健指定医1名
措置入院 精神保健指定医2名以上の診察
緊急措置入院 精神保健指定医1名・72時間以内
精神保健福祉センター 都道府県・指定都市に設置(約70か所)

感染症・結核

項目 数字・要点
潜在性結核感染症の治療 6〜9か月(12か月ではない)
DOTSの頻度 中断のリスクが高いほど高頻度(毎日・週1〜2回・月1〜2回)
食中毒の潜伏期間 黄色ブドウ球菌1〜5時間・ウェルシュ菌6〜18時間・カンピロバクター2〜5日
ノロウイルスの加熱 中心部85〜90℃で90秒以上
腸管出血性大腸菌の加熱 75℃で1分以上
新型コロナウイルス感染症 2023年5月8日から五類
WHOがCOVID-19でPHEICを宣言 2020年1月30日

保健統計・疫学

項目 数字・周期
国勢調査 5年ごと・総務省・全数
患者調査 3年ごと・厚生労働省・標本
国民生活基礎調査 3年ごとに大規模調査
歯科疾患実態調査 おおむね6年ごと
国民健康・栄養調査 毎年・健康増進法に基づく
正規分布 平均±1標準偏差に約68%・±2標準偏差に約95%
有意水準 通常5%
医療計画・医療費適正化計画 6年を1期
がん検診 胃(50歳以上・2年)・大腸(40歳以上・1年)・肺(40歳以上・1年)・乳(40歳以上・2年)・子宮頸(20歳以上・2年)
歩数の目安(成人/高齢者) 約8,000歩/約6,000歩

暗記のコツ

  1. 表を、自分で書き直す:見るだけでなく、白紙に書いて、確認する
  2. 対になる数字を、一緒に覚える:「6月30日と21日以内」「50人と10人」「週1回と月1回」
  3. 過去問で、数字が変えられた選択肢を、確認する:どの数字が、どう変えられていたかを、記録する
  4. 法改正に注意する:令和以降に改正された制度(産後ケア事業の努力義務化、こども家庭センター、個別避難計画、障害者差別解消法の義務化)は、最新の資料で確認する

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よくある質問

学校の定期健康診断は、いつまでに実施し、結果は何日以内に通知しますか?

毎学年6月30日までに実施し、結果は21日以内に本人と保護者に通知します。5月31日や15日以内といった、数字を入れ替えた選択肢が、誤りとして出題されます。

産業医と衛生管理者の選任義務は、何人の事業場からですか?

どちらも、常時50人以上の労働者を使用する事業場です。常時10人以上50人未満の事業場(製造業など)では、安全衛生推進者の選任が義務づけられています。