第108回 保健師国家試験 午後問47(精神保健)過去問と解説
次の文を読み45~47の問いに答えよ。 Aさん(58歳、男性、独居)は1年前に失業した。その後、就職先が決まらず、預貯金が底をついたが、身寄りがなく身近な相談者もいなかった。経済苦により3か月前に自殺を図って病院に搬送された。日常生活動作ÍADLÎは問題なく回復したが、頭を打ったことによる外傷性脳損傷によって軽度の記憶障害が残り、特に数の計算が難しくなった。また、入院中に生活保護を受給することになった。 その後、B市の自殺対策計画を担当している保健師は、関係機関との連携強化だけでなく、住民が自殺予防のゲートキーパーとなれるよう、ゲートキーパー養成事業を新たに計画した。予算案作成にあたりこの事業について住民から幅広く意見を得ることとした。 意見を得るのに適切な方法はどれか。
- フォーラムの開催
- 市議会における審議
- 自殺対策審議会の開催
- パブリックコメントの実施
解説
予算案の作成にあたり住民から広く意見を集める方法としては、案を公表し誰でも意見を提出できるパブリックコメントの実施が適切です。フォーラムの開催や審議会の開催は限られた参加者・委員からの意見聴取にとどまり、市議会における審議は住民から直接意見を募る手続きではなく議会での議決プロセスです。