乳児死亡率
出生1000人に対する、生後1年未満の死亡数の割合を示す指標。地域の衛生水準や母子保健水準を反映する代表的な指標とされる。
乳児死亡率は、ある年に生まれた出生数に対して、生後1年未満に死亡した乳児の数の割合を示す指標で、通常は「出生1000人に対する乳児死亡数」として表されます。
乳児死亡は、生活環境や栄養状態、医療・保健サービスへのアクセスなど、その地域の衛生水準・母子保健水準を敏感に反映することから、国際比較や地域比較で用いられる代表的な指標の一つです。日本の乳児死亡率は世界的に見ても低い水準にあります。
乳児死亡はさらに、生後4週未満の死亡を示す「新生児死亡率」と、そのうち生後1週未満の死亡を示す「早期新生児死亡率」に細分されます。新生児死亡は先天奇形や出産時の要因など医療面の影響を受けやすく、新生児期以降の乳児死亡は生活環境の影響を受けやすいとされ、この違いが国試でも問われます。妊産婦死亡率(出産10万に対する妊産婦死亡数)との区別も重要です。