主な保健統計(人口動態統計・国勢調査・患者調査など)
保健活動で用いる、公的な統計調査の総称。調査の周期・実施主体・調査の方法・把握できる内容を、調査ごとに整理しておく。
保健師が地域診断などで用いる、主な統計調査は、次のとおりです。
国勢調査(総務省・5年ごと・全数)は、人口・世帯の状況(人口静態)を把握します。人口動態統計(厚生労働省・毎月・届出に基づく全数)は、出生・死亡・死産・婚姻・離婚(人口動態)を把握します。患者調査(厚生労働省・3年ごと・標本)は、医療施設の利用状況(推計患者数・受療率・平均在院日数など)を把握します。国民生活基礎調査(厚生労働省・3年ごとに大規模調査・標本)は、世帯・健康・介護・所得などを把握します。国民健康・栄養調査(厚生労働省・毎年・標本・健康増進法に基づく)は、身体状況・栄養摂取・生活習慣を把握します。
学校保健統計調査(文部科学省・毎年・標本)は、児童生徒の発育と健康の状態を、把握します。衛生行政報告例(厚生労働省)と、地域保健・健康増進事業報告は、保健所・市区町村が行った事業の実績を、報告させて集計します。国民医療費(厚生労働省・毎年)は、傷病の治療に要した費用を推計し、正常な妊娠・分娩、健康診断・予防接種、介護保険給付費などは含みません。
国試では、調査ごとの周期(3年・5年・毎年)、実施主体(総務省・厚生労働省・文部科学省)、全数か標本か、が問われます。