第112回 保健師国家試験 午後問2(精神保健)過去問と解説
Aさん(42歳)は夫と長男(中学生)の3人暮らし。抑うつ状態が続くため、精神科病院へ入院することになった。 家族ストレス対処理論に基づいた保健師の情報収集の内容として適切なのはどれか。
- 家族が有する資源を踏まえた家族の対応
- 入院前後における親子の相互関係の変化
- 家族の社会生活と家庭生活の両立への対応
- 抑うつ状態が続くことによる家族全体の変化
解説
家族ストレス対処理論(二重ABCXモデルなど)では、家族がストレス源(ストレッサー)に直面した際、家族が持つ資源(サポート、対処能力等)を活用してどのように適応・対処するかという視点が中心となります。母親の入院という危機的状況に対し、家族がどのような資源を活用して対応しようとしているかを把握することが、この理論に基づいた情報収集として適切です。