2種類の数量データの相関で正しいのはどれか。|第111回保健師国家試験 午前問30
2種類の数量データの相関で正しいのはどれか。
- 相関係数は外れ値の影響を受けにくい指標である。
- 相関係数が大きいことは因果関係が確からしいことを意味する。
- 統計的に有意な相関がある変数間には、臨床的に有意な関連がある。
- 相関があるということは因果関係があるということの十分条件である。
- 変数間の関係がU字型の場合には相関係数での関連の評価はできない。
解説
ピアソンの相関係数は2変数間の直線的な関係の強さを示す指標であり、U字型のような非線形の関係がある場合には、実際には強い関連があっても相関係数はゼロに近い値となってしまい、関連の評価に適さない。相関係数は外れ値の影響を受けやすく、統計的に有意な相関があっても因果関係や臨床的な意義を必ずしも意味するものではなく、相関があることは因果関係の十分条件にはならない。