第110回 保健師国家試験 午前問8(精神保健)
A市では、精神障害者が可能な限り住み慣れた地域で本人の意向に沿った生活を送ることができるよう、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推進している。評価の指標で適切なのはどれか。
- 医療保護入院の件数
- 精神保健指定医の数
- 精神病床の平均在院日数
- 精神障害者保健福祉手帳の申請者数
正答
「精神病床の平均在院日数」
解説
精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進事業では、入院医療から地域生活への移行を評価する指標として精神病床の平均在院日数の短縮が重視されます。医療保護入院の件数や精神保健指定医の数、手帳申請者数は地域移行の進捗を直接示す指標としては適していません。「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」は、平成29年(2017年)2月の「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」報告書で理念として示されたものです。