第110回 保健師国家試験 午前問5(健康支援と社会保障制度)
健康段階別保健行動とその内容の組合せで正しいのはどれか。
- 健康増進行動治療のため医療機関を受診する。
- 病気回避行動睡眠不足の解消のため休養をとる。
- 病気対処行動早期発見のためがん検診を受診する。
- 予防的保健行動健康維持のため運動をする。
正答
「病気回避行動睡眠不足の解消のため休養をとる。」
解説
健康段階別保健行動の分類では、症状はないが病気を回避するためにとる行動を病気回避行動と呼び、睡眠不足の解消のための休養はこれに該当します。がん検診の受診は病気の予防のためにとる予防的保健行動、治療のための受診は病気に対処する病気対処行動(病者役割行動)、運動による健康維持は健康増進行動に分類され、他の組合せはいずれも保健行動の種類と内容が対応していません。この健康段階別の保健行動分類は、Kasl & Cobb(1966年)が示した保健行動・病気対処行動などの概念を基礎に宗像恒次が体系化したものです。