第108回 保健師国家試験 午前問31(疾病の予防と管理)過去問と解説
A市では月に大規模災害が発生し災害復興が必要となった。健康増進課ではコミュニティの復興を考慮した事業について次年度に実施することを計画し、予算要求を行うことになった。 健康増進課の予算要求について正しいのはどれか。
- 議会の承認を得る。
- 前年度の繰越金を組み込んで要求する。
- 長期的な復興を踏まえ複数年度の予算を要求する。
- 事業の具体的な実施方法は予算が成立してから考える。
- 事業実施の際に予算不足にならないように多めに計上する。
解説
地方自治体の予算は単年度主義を原則とし、地方自治法に基づき予算案は首長が編成し議会の議決(承認)を経て成立します。健康増進課が予算要求を行う際も、最終的に議会の承認を得るという手続きを経る必要があります。複数年度予算の要求や繰越金の安易な組み込み、予算成立後に実施方法を検討すること、余裕を持たせすぎた計上は、単年度主義や予算の適正な積算という観点から適切ではありません。