プライマリヘルスケア(PHC)

1978年のアルマ・アタ宣言で提唱された理念。住民参加、地域資源の活用、適正技術の使用、多分野間の協調、アクセスの公正性を活動原則とする。

プライマリヘルスケア(PHC)は、1978年に旧ソ連のアルマ・アタで開催されたWHO・UNICEF合同国際会議で採択された「アルマ・アタ宣言」で提唱された理念です。「2000年までにすべての人々に健康を(Health for All)」という目標のもと、すべての人が基本的な保健医療サービスを受けられることを目指しました。

活動原則として、住民の主体的な参加、地域で入手可能な資源の有効活用、地域の実情に合った適正技術の使用、保健医療分野だけでなく教育・農業・住宅など多分野間の協調、サービスへのアクセスの公正性などが掲げられています。

1986年のオタワ憲章で示された「ヘルスプロモーション」は、PHCの理念を発展させ、人々が自らの健康をコントロールし改善できるようにする過程と定義されたもので、国試ではPHCとヘルスプロモーションの提唱年・宣言名・中心概念を取り違えないよう区別して覚えることが重要です。

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