交絡

曝露と疾病の両方に関連する第三の要因(交絡因子)の影響で、曝露と疾病の真の関連が歪められること。研究デザインや解析で制御する。

交絡とは、曝露要因と疾病の関連を調べる際に、その両者と関連する第三の要因(交絡因子)が存在するために、見かけ上の関連が真の関連と異なってしまう現象です。例えば、飲酒と肺がんの関連を調べるとき、飲酒者に喫煙者が多ければ、喫煙が交絡因子となり、飲酒が肺がんのリスクを高めるように見えてしまいます。

交絡因子となるのは、曝露と疾病の両方に関連し、かつ曝露から疾病に至る因果の経路上にない要因です。年齢や性別は典型的な交絡因子です。

交絡の制御方法として、研究のデザイン段階では無作為割付、限定、マッチングがあり、解析の段階では層化解析や多変量解析(多重ロジスティック回帰分析など)が用いられます。国試では、交絡因子の定義と制御方法の組み合わせが頻出です。

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