第112回 保健師国家試験 午後問39(疾病の予防と管理)過去問と解説
1年後、B社は製品の販路拡大のため、営業職の社員を2年間の予定で海外に派遣することにした。Aさんは「今回、海外赴任することになりました。血圧が高くて薬を飲み始めました。そのおかげで血圧は下がっていますが、治療が継続できるか心配です」と産業保健師に相談した。相談時の血圧は126/78mmHgであり、安定していた。 産業保健師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 海外赴任先での服薬内容を指示する。
- 血圧治療のセカンドオピニオンを提案する。
- 海外赴任先の受診可能な医療機関を情報提供する。
- 産業医が赴任期間の治療薬を処方すると説明する。
- 赴任中はテレビ会議システムで相談できることを説明する。
解説
海外赴任中も高血圧治療を継続できるよう支援するためには、赴任先で受診可能な医療機関の情報を提供し、現地でも医療につながれる体制を整えることが重要です。また、赴任中も産業保健師とオンラインでの相談ができる体制(テレビ会議システムの活用等)を説明することで、Aさんの不安を軽減し継続的な健康管理を支援できます。服薬内容の指示や処方は医師の業務であり、保健師が行うことは適切ではありません。