第110回 保健師国家試験 午前問10(感染症と対策)

ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症および後天性免疫不全症候群〈AIDS〉の発生予防およびまん延防止対策で適切なのはどれか。

  1. 保健所での接触者健康診断の実施
  2. エイズ治療拠点病院における診療の集約
  3. 他の性感染症と区別した検査体制の充実
  4. 学校教育におけるHIV感染予防の正しい知識の普及啓発

正答

「学校教育におけるHIV感染予防の正しい知識の普及啓発」

解説

HIV感染症・AIDSの発生予防およびまん延防止対策では、学校教育を通じて正しい知識を早期から普及啓発することが重要な施策として位置付けられています。HIVは結核のような接触者健康診断の枠組みにはなじまず、診療は拠点病院を中心に地域で連携して行われ、検査体制も他の性感染症と一体的に実施することが推奨されています。これらの対策は感染症法第11条に基づく「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針」に定められており、同指針は学校教育・社会教育と連携した正しい知識の普及啓発を掲げています。

同じ分野(感染症と対策)の過去問