第109回 保健師国家試験 午前問36(母子保健)
健康危機管理に関する保健所の業務はどれか。2つ選べ。
- 食中毒発生時の調査
- 狂犬病発生時の厚生労働大臣への報告
- 感染症患者を診断した医師からの届け出の受付
- 保育所で乳児が突然死したときの届け出の受理
- 虐待が認定された介護老人福祉施設の指定の取り消し
正答
「食中毒発生時の調査」、「感染症患者を診断した医師からの届け出の受付」
解説
食中毒発生時の調査、および医師からの感染症患者発生届の受付は保健所の健康危機管理業務にあたる。食品衛生法第63条は食中毒患者等を診断した医師に直ちに最寄りの保健所長へ届け出る義務を課し、保健所長が必要な調査を行うと定めており、感染症患者を診断した医師の届出先も保健所である(感染症法第12条)。狂犬病発生時の厚生労働大臣への報告は都道府県知事の業務、保育所での乳児突然死の届出受理や介護老人福祉施設の指定取り消しは市町村・都道府県の所管業務であり、保健所業務そのものではないため誤り。