第108回 保健師国家試験 午後問1(母子保健)
保健師が行うアウトリーチはどれか。
- 吃音がある幼児の言葉の相談
- ダウン症児の家族会の設立支援
- 前期高齢者への認知症予防教室の開催
- 4か月児健康診査未受診者の家庭訪問
正答
「4か月児健康診査未受診者の家庭訪問」
解説
アウトリーチとは、支援が必要でありながら自ら援助を求めない、あるいは支援につながっていない対象者に対して、保健師など支援者側から積極的に働きかけ、家庭訪問などにより関わりを持つ活動を指します。4か月児健康診査の未受診者への家庭訪問はその典型例です。言葉の相談や家族会設立支援、認知症予防教室の開催は、いずれも来所や参加を前提とした支援であり、能動的に対象を探し出して働きかけるアウトリーチとは性質が異なります。なお本問の4か月児健康診査は、1歳6か月児・3歳児健診の実施を市町村に義務付ける母子保健法(昭和40年法律第141号)第12条とは別に、同法第13条(その他の健康診査)に基づき市町村が実施する乳児健診です。