第108回 保健師国家試験 午前問51(疾病の予防と管理)過去問と解説
次の文を読み50~52の問いに答えよ。 人口2万人のA市において運動習慣の有無と総死亡数との関連に注目し、施策に反映させるために疫学調査を行うこととした。特定健康診査の際に運動習慣に関する聞き取り調査を行った。運動習慣ありを「週2回以上、1回30分以上、1年以上、運動をしている者」と定義し、その後5年間の死亡の有無を確認した。 調査を行った年度に特定健康診査を受診した住民は1万人であった。運動習慣の有無と5年間の死亡数について全員を追跡した調査結果を表に示す。 死亡(人)生存(人) あり200 2,800 運動習慣 なし600 6,400 運動習慣「なし」に対する運動習慣「あり」の累積死亡率比を求めよ。 ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。 (※元文書には図表が含まれています。原本PDFを確認してください)
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解説
累積死亡率比は、運動習慣「あり」群の死亡率を運動習慣「なし」群の死亡率で除して求めます。運動習慣「あり」の死亡率は200/3,000=0.0667、運動習慣「なし」の死亡率は600/7,000=0.0857であり、これらの比を計算すると0.0667/0.0857=0.78となり、小数点以下第2位を四捨五入すると0.8となります。運動習慣がある群の方が死亡率が低い傾向が示唆される結果です。なお本問は厚生労働省発表の正答値表では正答欄が空欄となっており、採点除外の扱いを受けています。