A市は、今年度から、住民が携帯電話から登録できる「安心・安全ネット」を導入し…|第107回保健師国家試験 午前問55

A市は、今年度から、住民が携帯電話から登録できる「安心・安全ネット」を導入した。このシステムでは災害情報、行方不明者の情報、不審者・空き巣の発生など多様な情報を発信できる。システム始動から半年、「安心・安全ネット」の登録者は住民の約2割で、毎日メールが配信され、認知症高齢者を探している内容が多かった。 行方不明になった認知症高齢者を保護するためにA市が取り組む事業で適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. 認知症予防教室を開催する。
  2. 認知症の家族会を立ち上げる。
  3. 広報誌に「安心・安全ネット」の登録方法を掲載する。
  4. 認知症高齢者を発見したときの連絡先をポスターで掲示する。
  5. 高齢者にMini-Mental State Examination〈MMSE〉の質問紙を郵送する。

解説

行方不明になった認知症高齢者の早期発見・保護には、地域住民全体で見守るネットワークの拡充が有効です。「安心・安全ネット」の登録者を増やすための広報や、発見時の連絡先を周知するポスター掲示は、住民が発見時に速やかに通報できる体制づくりに直結します。認知症予防教室や家族会は発症予防・家族支援の取り組みであり、MMSEの郵送調査はスクリーニング目的で行方不明時の保護には直接寄与しません。

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