B市の職員は発災から2週間以上休みなく災害対応に携わっているが、次週には出勤…|第111回保健師国家試験 午前問49
B市の職員は発災から2週間以上休みなく災害対応に携わっているが、次週には出勤できる職員が増えることから、交代で休日をとれる見込みである。住民からは市の対応に関する感情的な苦情が多く寄せられており、直接対応した職員は陰で泣いていることもあった。それでも職員たちは緊急対応として耐え使命感をもって取り組んでいた。 この時期に各部署のリーダーが行う職員の健康管理として適切なのはどれか。
- 気持ちを表出する機会をつくる。
- 健康状態の自己管理体制をとる。
- メンタルヘルス講演会を開催する。
- 引き続き使命感をもって対応するよう励ます。
解説
災害対応職員の精神的負担は、「泣く」「苦情対応による傷つき」など顕在化しています。この段階での対応は「感情表出の許容」です。いくら使命感があっても、2週間以上の継続的ストレスは蓄積され、表現しないと燃え尽き症候群やPTSDへ進展します。この時点で「気持ちを話す場」「その気持ちを受け止める上司」の存在が、後々の精神健康を大きく左右します。講演会や自己管理は、その後の安定段階での施策です。直後の「感情ケア」が最優先です。