第107回 保健師国家試験 午前問43(母子保健)過去問と解説
Bちゃんは、その後自閉症スペクトラム障害であると診断を受けた。保健師は、Aさんの承諾を得てBちゃんが通っている保育所にBちゃんの3歳児健康診査の結果を情報提供した。その際に、保育所の所長からBちゃんへの関わり方について相談があった。 保健師から所長への助言で適切なのはどれか。
- 保育室の出入口を施錠する。
- 毎日新しい遊びを取り入れる。
- Bちゃんに一人で食事をさせる。
- Bちゃんへの説明は絵も活用する。
解説
自閉症スペクトラム障害の子どもは、言葉だけの説明より視覚情報(絵カード等)を用いた方が状況や指示を理解しやすい傾向があります。絵を活用した視覚的支援(構造化)は療育の基本的アプローチです。施錠による行動制限は虐待的対応となりうるため不適切であり、変化に敏感な特性を考慮すると毎日新しい遊びの導入や強制的な孤立化はむしろ混乱を招く可能性があります。